2013年06月19日

下肢静脈瘤手術記 カルテT

30歳を過ぎた頃から右足に違和感があった。
どうも血管が浮き出てきている感じで、だるかった。
40歳で転職した頃にはだんだんひどくなってきて、夜中足がこむら返りを起こすようになった。
足の血管は蛇行して醜くなってきていた。

関西労災病院で診察してもらうと下肢静脈瘤と診断された、中年の女性に多いらしい。
@治療法は圧迫ストッキングをはいて緩和する
A手術して血管を結索してしまう
手術はほぼ根本治療になります、中には再発する方も稀におられるとか、あと手術のストレスと向き合わなければならない。
はじめは@で試したがもともと皮膚が弱いため、かぶれてどうしようもなかった。
結局、将来を考えて手術を受けることになった。

●下肢静脈瘤(VARIX)の症状
1)だるい・重い・疲れやすい
2)痛み
3)ふくらはぎや足がつる(就寝中のけいれん)
4)むくみ
5)熱感

下肢静脈瘤の合併症
1)皮膚炎・しっしん  足首のまわりや静脈瘤の周囲に起こしやすくなります。
2)色素沈着      足首を中心に、静脈瘤から血液成分がにじみでて茶褐色
            や黒褐色の色素沈着となります。  
3)皮膚の萎縮     皮膚に十分な酸素や栄養素が行きわたらないため栄養障害を
            起こします。そのため皮膚は薄く弱くなります。
4)かゆみ
5)下腿潰瘍      栄養障害により皮膚が薄く弱くなっているため、ちょっとし       
            た事でも傷ができやすく治りにくいため潰瘍化してきます。
            血液循環が悪いので早めに治療しないと悪化します。
            下肢潰瘍はとても難治性が高い病気なので適切な治療が必要
            です。
6)出血        静脈瘤が破れると出血します。局所的な色素沈着や潰瘍から
            突然大出血を起こすこともまれに認められています。
7)蜂窩織炎      血液循環の悪さは感染の抵抗さえなくしてしまいます。
            脚が痛み、赤くパンパンに腫れ上がり高熱がでます。治療が           
            遅れると、細菌が血液に入り込み「敗血症」という非常に危険
            な状態になることがあります。

平成13年8月9日(木)9:00
関西労災病院形成外科受付へ入院手続き
9:30 今日の入院組4名が呼ばれ、病棟へ案内される
9階北病棟956号室、婦長とあいさつ、担当の看護婦の紹介、Mさん優しい人でよかった。
午後から検査があるとのこと、午前中はベッドでゆっくり過ごすことに・・・
「あー、こんな時間過ごすの生れて初めてだ・・・・」
午後から麻酔科の説明に行く、下半身麻酔での手術になるので、正直不安、みんながさんざん痛いぞーと脅かしてくれたので、ちゃんと聞いとこう。
麻酔科部長の説明「下半身麻酔ですから、脊椎に麻酔液を投与します、心配はいりませんよ」
「麻酔痛いって、よく聞くのですが、どうなんでしょう」
「痛くないよ、麻酔の前に事前の麻酔も打つから、昔は直接針が触れて痛いこともあったようだが、今はそんなことはないよ」
麻酔説明及び同意書にサインした。続いて担当医から明日の手術の説明を聞きに、1階外来へ。
ふとももをゴムで縛って、血管を浮き上がらせる。静脈が一番蛇行しているところを確認し、切開予定箇所にマーカーを入れていく。まずは股の付け根、ここは初めに切開して静脈をクリップするらしい。
太ももの裏、ふくらはぎ、むこうずねと4箇所に決定。傷は残るとのこと、女性だとここまで切らないらしい。
手術は明日13時からで、2時間ぐらいとのこと。手術説明・同意書にサイン。先日実施した心電図に疑わしいところがあるので、再検査のため、内科へ行って欲しいと。心電図を撮り、心臓エコー検査、心配ないとのこと。
※しかし、この時の心電図にすでに狭心症の疑いがあったのだと思う。この半年後に発症したのだから・・・

病室へ帰るともう5時だ、10階に展望風呂があるのだが、4時までなので入れない、残念。。
看護婦Mさんがきて、毛剃りをしますとのこと。右足の全部と、シークレットゾーンの右側だけとのこと。
恥ずかしいなあと思いながらもこればっかりはしゃーない。ベットのカーテンを締め切って、シェービング用のフォームを泡立てる、さすが慣れたもんだ。いきなり、下着ごとずらされた。
「あらら・・・・」と思いきや、もうまな板のタコ!?じゃない、鯉。。ツルツルテンになってしまった。。「シャワー浴びておいてくださいね」
「はーい」睡眠薬と下剤を渡される、寝る前に服用とのこと。夕食をすませて、明日に備えて、9時に睡眠薬と下剤を飲む。睡眠薬なんて生れてはじめて飲むぞー・・・やっぱり不安で眠れない人のためか?目を閉じたら、すぐに眠ってしまった。

左が手術前のボコボコの足、右が手術後2週間抜糸後、手術痕はあるもののきれいになった。

グラフィックス3.jpg グラフィックス4.jpg

続く
posted by こやまっち at 23:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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